未来志向型高校生インターンシップでは、石巻を中心とした高校生のための有給職業体験プログラムバイターンを紹介しております。

アベフードシステム株式会社 様

専務で若き二代目の阿部正樹さんに応対していただきました。

大学卒業後は企業で一線の営業マンとして勤務されていましたが、家業の後継者問題からアベフードシステムの２代目として現在に至っています。
営業マンとしてのキャリアから単に家業を引き継ぐだけでなく販路の開拓を多様に展開したり販路を活用した物販で付加価値と生産性を高める事業展開をされています。

本業である牛乳の宅配は何もしなければたちまち数字の減少となって現れるなど、歴史はあるとはいえ決して楽な仕事はしていないと強調されました。
しかし、消費者と直接つながっての仕事は良いことも叱られることもダイレクトなので厳しいけれど“大切な財産“だと言われました。

阿部さんにはもう一つの顔があります。
多忙な合間を縫って地域の子どもたち対象にアウトドアー活動を展開中です。
終始にこやかな笑顔を絶やさないところは、このような地域貢献活動から自然に醸し出されているのだろうと思いました。

＜採用担当者からのことば＞
将来、地域に根差した仕事に就きたい、インターンシップを体験したい生徒は大歓迎です。
牛乳は市内の大型スーパー、コンビニ、自動販売機など購入できる商品です。
生き残るためには競争しなければなりません。
その厳しさを理解したうえでのチャレンジは大歓迎です。

実習レポート

アベフードシステム株式会社さんの宅配牛乳のチラシを持って、ポスティングの職業体験(インターン)に行ってきました！
ポスティングとは、チラシ等のご案内を、各個宅の郵便受けへ直接投函するお仕事の事を言います。

今回投函にまわった地域は、一軒一軒のお家の距離が少し離れていたため、歩いて作業するにはとっても大変だったと思います。
太陽がカンカン照りの真夏日が記録された暑い中で、立っているだけで体力が奪われていきます。

ポスティングという仕事は、作業自体は単純なものの、体力と根気がいるなぁと感じた参加者の方も多かったのではないでしょうか。

途中で畑仕事をしていた地域の方に遭遇し、チラシを手渡しして宅配牛乳の説明をさせていただきました。
初めての営業体験にドキドキです。
「暑い中ご苦労様です。」といったお言葉をいただき、疲れも暑さも吹き飛んだ瞬間だったことと思います。

今回ポスティング体験の参加者が数名いたので、2〜3人のユニットを3グループつくってまわりました。
どの参加者がどういったルートで、どの個宅に投函してまわることにするか、チームワークで仕事を行うことの大切さや難しさも学ぶ機会となりました。

作業の終盤には、袋いっぱいに持っていたチラシが片手でつまめるくらいに減ったのを見て、とても達成感が得られたことと思います。
皆さん、本当にお疲れ様でした。